中国船サンゴ密漁、海保の巡視船に見つかっても笑顔で網を回収し巡視船を振り切り逃走
中国語で警告を発し追いかける海上保安庁の巡視船、くもの子を散らすように逃げる中国漁船。小笠原諸島・父島の南16キロの領海内で9日朝、緊迫するサンゴの密漁現場を見た。
波高3メートル。チャーターした10トンに満たない漁船は大荒れの海に翻弄された。船体がうねりの間に入り“海面の壁”が視界を遮る。肉眼で密漁船を捜すのは不可能に近い。レーダーを頼りにたどり着いた現場には6隻の中国船。逃げ遅れた1隻が懸命に網を巻き上げている。密漁船との距離100メートル。乗組員の笑顔に怒りが込み上げてくる。
密漁船は網を回収すると黒煙を吐き猛スピードで逃走。追跡する巡視船を振り切って姿を消した。
【元記事】
http://www.sankei.com/life/news/141116/lif1411160020-n1.html
まずなぜここまで密漁船が近い距離にいて取り締まれないのか、簡単に逃がしてしまえるのか。
いくら罰則を厳しくし法律を変えても取り締まる事が出来なければ何の意味も果たさない。
多数の船で移動すれば自分の船は大丈夫だと高を括れ、抑止力にもならないと思う。
首都の東京からもそう遠くない海上で200隻以上の他国の船が押し寄せ、
1隻すら取り締まれない現状で果たして日本は大丈夫なのだろうか。
「日本は甘すぎる」と我が国ながら思わずにはいられない。
そして200隻以上の数の船が中国本土から出港し、密漁を繰り返しているのに
果たして本当に中国当局が全く関与をしていないのか不思議である。