韓国・中国の時事ニュース!

近隣国で日本と関わりの深い韓国、中国を中心に国際時事ニュースとそれに対しての個人的見解を述べさせて頂きます。





朴槿恵大統領が日中韓3カ国首脳会談の実現に意欲。安倍首相も協力する事を約束

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 オーストラリアを訪問中の安倍晋三首相は15日夜、主要20カ国・地域(G20)首脳会議の夕食会の場で韓国の朴槿恵(パククネ)大統領と、短時間会話した。朴氏が13日にミャンマーで「日中韓首脳会談の開催を希望する」と語ったことに対し、首相は賛意を表明。「会議を途中退席したため、大統領の発言は後で報告を受けた。日本としても開催をサポートしていきたい」と語ると、朴氏はうなずいたという。また、首相は同じ席で中国の習近平(シーチンピン)国家主席とも握手を交わした。

 

【元記事】

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141116-00000001-asahi-pol

 

朴槿恵大統領も対日姿勢で中国と共闘を掲げているだけに、

APECでの安倍首相と習近平主席との会談は気が気でなかったかもしれない。

今回、安倍首相が韓国よりも先に中国と会談したのは中国がホスト国だったという理由も当然あるが、

やはり中国は貿易相手国として米国と並び重要な関係であり、

また中国を引き込めば韓国も芋づる式に後から付いてくるという打算もあったのかもしれない。

そういう意味では習近平主席との会談は日本にとっても成功だったかもしれないが、

朴槿恵大統領も習主席と一緒となれば日本に対し強気で臨むことができ、

2対1という構図で会談が行われれば日本に不利な状況に話が進む可能性もあり得る。

3カ国が未来志向で仲良くなるのは最善だが、もし条件を突き付けてくるような事があれば

無理して距離を縮める必要はなく、じっくり時間を掛けるべきだ。